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ACM CSCW 2014 参加報告2日目・第1セッション

Values & Social Norms
Chair: Ingrid Erickson, Rutgers University, USA
 
Cursing in English on Twitter
Wenbo Wang, Wright State University, USA
Lu Chen, Wright State University, USA
Krishnaprasad Thirunarayan, Wright State University, USA
Amit P. Sheth, Wright State University, USA
 
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「Oh!」,「Fuck」,「Shit」とかを,curse wordと呼んでいる.現実世界ではよく使っている.
 
実世界はプライベートでface-to-face,TwitterはPublicでオンラインという違いがあるが,Social mediaでどのようにcurse wordを使っているのかを調査した研究.
 
データセットは1400万ユーザを対象とした5100万ツイート.4つのcurse wordのリストに含まれるwordを2人のネーティブスピーカーにより,curseが,cursingでのみ使われるか,cursingとnon-cursingの両方で使われるか,普通cursingでは使われないかに分類し,cursingでのみ使われるものを対象にしている.
 
Twitter上では,非常にcurse wordを使っている割合が高いことを報告している(その理由の一つとして,文が短いからかもしれない).また,非常に少ない種類のword(fuck, shit, ass, bitch, nigga, hell)で全体の90%を締めている.
 
機械学習でcurse wordのidentificationもやっている.
 
一般の単語の感性(sentiment orientation)とcurse wordの感性とを比較すると,curse wordの方が悲しみや怒りなどネガティブな意味で用いられることが多いことを示している.
 
また,発見したcurse wordと,そのタイプを6つに分けてその内訳を示している.また,内容のカテゴリごとに,cursing tweetの割合も示している.そうすると,高校に関するツイートに関しては,非常にcursing tweetが多いことが分かった.
 
cursing tweetの割合は,午後3時から深夜2時に向かって,非常に多くなる.曜日でいうと,月曜日が最も多く,週末に向かうに従い,そして週末は少なくなる.みんな仕事がたいへんになってくると,cursing tweetが多くなってくるのだろう.
 
性別の区別で言うと,From Male to Maleが最もcursing tweetが多い.From Female to Maleがもっとも少ない
 
彼とはコーヒーブレイクでも話をしたが,多角的に調査している点が非常に高く評価できる.大変面白い研究だと思う.
 
 
How to See Values in Social Computing: Methods for
Studying Values Dimensions
Katie Shilton, University of Maryland, USA
Jes A. Koepfler, University of Maryland, USA
Kenneth R. Fleischmann, University of Texas at Austin, USA
 
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Social media上での人間の価値観をどう見るのかというフレームワークを提案している.Ethnography, interaction design, content analysis, technical investigation, interview,という5つの分析方法において,以下の5つの軸において,どの方向性を重視して分析すべきかと言う提言をしている.
 
individual<->collective, homogenous<->hybrid
subject<->object
peripheral<->central
accidental<->purpose
potential<->performance
何か方法を提案するとか,システムを実装するかとか,実験をするかという研究ではなく,あくまで提言のみ.日本人には真似できないタイプの研究.
 
ACM CSCW2014 公式HP

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