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ACM CSCW 2014 参加報告1日目・第1セッション

Friendsourcing
Chair: Sharoda Paul, GE Global Research, USA
 
Help is on the Way: Patterns of Responses to
Resource Requests on Facebook
Cliff Lampe, University of Michigan, USA
Rebecca Gray, Michigan State University, USA
Andrew T Fiore, Facebook, USA
Nicole Ellison, University of Michigan, USA
 
人々はFacebook上で質問し,ヘルプを受け取っています.このようなヘルプを求める行動をmobilizationと呼んでいます.この研究では,Facebook上でのmobilizationのパターンや回答の傾向などを分析しています.
 
分析対象のデータセットは,Facebook社から提供された20000のオープンなstatus updatesです.mobilizationかどうかは,人手でラベル付しています.21.5%のstatus updatesがmobilizationに関するものだったと報告しています.
 
まずは,mobilizationの回答の数をタイプ別で出しています.タイプとは,推薦,事実的知識,意見,社会的調整などです.推薦では比較的高いコメント数を得ていると報告しています.また,56%のmobilizationが少なくとも一つの回答を得ていると報告しています.
 
mobilizationは,ヘルプを求めるだけでなく,ソーシャルなつながりを維持するために行っていると述べています.
 
 
To Search or to Ask: The Routing of Information Needs
Between Traditional Search Engines and Social Networks
Anne Oeldorf-Hirsch, University of Connecticut, USA
Brent Hecht, University of Minnesota, USA
Meredith Ringel Morris, Microsoft Research, USA
Jaime Teevan, Microsoft Research, USA
Darren Gergle, Northwestern University, USA
 
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人々は,調べ物をするのに,検索ではなく,ソーシャルメディア上での質問をする傾向があり,それについて調べています.これをSMQAと呼んでいます.この論文では,SMQAについてユーザの行動を調査しています.
 
情報取得の要求の20%において,検索でなくSMでの質問(SMQA)をしています.
 
searchとSMQAのどちらを行うかと言うのを,情報取得のニーズの種類ごとにその割合を調べています.種類とは,従来からあるnavigational, Factual knowledge, recommendation, opinionなどで,下に行くほどSMQAで聞く割合が高くなることを報告しています.
 
ゆくゆくはSMQAと検索をマージするのが良いと主張しています.
 
アンケートで,情報の価値はsocialよりもsearchが良いと言っています.満足度では,searchよりもsocialの方が良いと言っています.パフォーマンスと満足度が一致しないという典型例.非常に面白い結果です.
 
 
What Do Teens Ask Their Online Social Networks?
Social Search Practices among High School
Students
Andrea Forte, Drexel University, USA
Michael Dickard, Drexel University, USA
Rachel Magee, Drexel University, USA
Denise E. Agosto, Drexel University, USA
 
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158人の高校生を調査し,オンライン上の質問と回答の実例を調査しています.どの年齢が多く質問しているのか,何を質問しているのか,どのサイトで質問しているのかなどを調査しています.プライバシーや自己顕示などについてもインタビューしています.
 
高校生への,これまでQAサイトで質問したことがありますか?という質問への回答比率がすごいです.質問したことあり83%,回答したことあり63%.日本と違って,オンラインでも積極的.
 
質問を行うサイトでは,Facebookがダントツ1位,2位はTwitter.また,事実的知識,意見,招待,好み,推薦 など別で何を質問しているのかを聞いています.事実的知識が39%,意見が25%とのこと.質問内容は,学校,学校のアクティビティ,大学,買い物,クラブなど,高校生らしい質問が並ぶ.
 
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