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IEEE/WIC/ACM WI'2012 参加メモ Turing Keynote

今日はWI'2012の二日目で本会議が始まりました.オープニングの後にあった,Turing Keynoteの報告です.
 
今年は,アラン・チューリング(Alan Mathison Turing)氏の生誕100周年を記念して,AIの歴史と展望,そして若手研究者へのメッセージからなる講演でした.
 
講演者は,スタンフォード大学教授のEdward Feigenbaum氏でした.
 
講演をするFeigenbaum氏.
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最初にAlan Turing氏とのチェス議論の思い出を話され,最新のAI技術の紹介がありました.
 
Googleの自動車の自動運転.
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IBMの質問応答システムWatson
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質問応答してくれる本Aura
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その後,AIの歴史の中で,AI技術の発展に貢献した代表的システムや方法論についての説明とその意義について話がありました.エキスパートシステムや,Webデータを用いた検索と知識獲得,アートの自動作成,チェス(Deep Blue)などです.Cycのような常識データベースの話もありました.
 
代表的なAI技術・システム
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人工知能画家「AARON」による作画
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AI技術はある種,相手より早く検索すれば勝ち.または,相手より多くを探索すれば勝ち.という話をされていました.
 
最後に,若手研究者へのメッセージがありました.
 
Perceptualな研究ではなくCognitiveな研究をすべき.
Perceptualなことは,みんなやっている.
 
Cognitiveとは,より深く考えないといけないこと.または,より決定に長い時間を要すること.
Perceptualとは,簡単に一瞬で識別できること.
 
我々は,CHIコミュニティ(Human-Computer Interaction)に貢献すべき.ただし,グラフィックとかでなく(Perceputualではなく),知識を扱うインタフェース.
 
という趣旨です.非常に含蓄のある言葉であり,感銘を受けました.

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