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WISS2011 参加メモ(2日目午前)

WISS2011(二日目午前)の参加メモです.

WISS2011(第19回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ)に参加してきましたので,参加メモを公開します.
http://www.wiss.org/WISS2011/

私の感想も書いておりますが,あくまで個人的な意見ですので,ご了承ください.また,発表内容の要約は私の理解した範囲内での記述ですので,ご了承ください.

二日目
(デモ)
A03:Contextual Photo Browser: 写真参与者と周辺状況に基づく写真ビューア: 徳網 亮輔,河野 恭之 (関学),中村 聡史 (京大)
Wifiアクセス端末の信号やBluetoothの信号を用い,写真を撮影された場所で,どのような名前のアクセスポイントがあるかを記録し,写真を撮ったコンテキストを思い出させるシステム.

A06:表紙生成エンジンを用いた Web キュレーションの実現: 重田 桂誓,松村 敦,宇陀 則彦 (筑波大).
あるテーマに関して,初心者にも分かりやすいWebコンテンツ群を雑誌の表紙のように配置するためのシステム.Webページの代表的な画像を取ってきて(既存手法を流用)し,二次元にマッピングしている.Web キュレーションというなら,もうひと押し欲しかった.誰でもWebキュレーションに慣れているわけではないので,そこの支援があると良いと思った.

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A20:RefrigeMeter?: 冷蔵庫における保存状況の手軽な検出/提示システム: 三久保 莉也,塚田 浩二,椎尾 一郎 (お茶大)
アクリル板に備えたLEDにより,冷蔵庫に何がどれだけの期間入っているのかを表示するシステム.バターのような長期保存可能な食材とお肉のように長期保存が不可能な食材と分けれると良いと思った.それを行うには画像認識を行うしかないが,新しいハードウェアと認識方式を導入するのは避けたいところ.もっと,冷蔵庫からユーザに働きかけ(「早く食べてくださいよ」みたいな)を行い,そのユーザの反応を取っておいて,働きかけを無視する食材には強く働きかけたり,それでも無視するなら長期保存が可能なものと判断したりと言った,インタラクションモデルを導入し,ソフト的に解決するのが良いと思った.

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A10:チームプレゼン!: 永瀬 翔 (明治大),栗原 一貴 (産総研),宮下 芳明 (明治大/JST)
A19:自動でスライドを分割・統合して時間を調整するプレゼンテーションツール: 矢田 裕基 (明治大),栗原 一貴 (産総研),宮下 芳明 (明治大/JST)
両方ともパワーポイント(のような)によるプレゼンに対する支援.A10は,プレゼンしている裏側で,それを支援するユーザがいて,発表中にリアルタイムに修正やスライド順番の入れ替えなどができるシステム.A19は,発表時間の残り時間に応じて,スライドの内容を統合したり分割したりできるシステム.面白い試みである.A19は,あらかじめスライドの部分(オブジェクト)に対して,優先度を付けておき,優先度に応じて削除を行っている.手法が単純で,もうひと押し欲しいと思った.

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A16:使用金額認識財布を用いたマネーログの記録・編集インタフェース: 韮澤賢三,志築文太郎,田中二郎(筑波大)
財布にLEDセンサーをつけておき,お札の透かし部分を使って,お札が何枚入っているかが分かるようになっている.試みとしては面白い.お札をきれいに重ねて入れていないと何枚か計測できなかったり,微妙な照明条件により誤差が出るのではないかと思った.どれだけ装置の小型化ができるかが重要であろう.

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A17:例示による携帯プログラミングの拡張:瀬戸 優之 (明治大),宮下 芳明 (明治大/JST)
例示プログラミングで携帯端末向けのアプリケーションを作成できるシステム.デモでは,例示は,携帯端末を振った時の強さであったが,携帯端末で他にこのような例示ができる操作がどれだけあるのか興味のあるところ.iPhoneのようなタッチパネル式の入力が主流になってきており,それをうまく使った例示プログラミングができると面白い.

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11:00-12:20 セッション3「入力・創作支援」(座長:園山 隆輔/チャット座長:江渡 浩一郎) †
    インタラクティブなビーズデザインと制作支援
        五十嵐悠紀(筑波大/JSPS),五十嵐健夫(東大/JST ERATO),三谷純(筑波大/JST ERATO)

3次元ビーズ作品のデザイン・政策を助ける.ビーズデザインのための,三次元のmの出リングを行う.モデルを作った後,どのようにビーズを通せばよいのかも教えてくれる.デザインモデルから構造モデルを構築し,ワイヤーグラフを作る.そして,一本の糸からそのモデルを作成するためのオイラーグラフを構築する.

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    数式の予測入力インタフェースの開発
        堀江圭介(阪大),土方嘉徳(阪大),西田正吾(阪大)

自分の発表.デモまで長く,申し訳ありませんでした.

    絵楽器の設計段階におけるプロトタイピング支援システムの設計と実装
        竹川佳成(神大),福司謙一郎(東工大),Machover Tod(MIT Media Lab),寺田努(神戸大),塚本昌彦(神戸大)

絵にした楽器で演奏できる.導電性インクを使って,実現.ウィジェットと音とのマッピングはどうやるんだろう?ピンに事前に音が割り振らていて,それをウィジェットに接続することでマッピングしている.しかし,子供が使うことを考えると,ちょっと無理があるような...ウィジェットの形状により,音の長さやビブラートなどが制御できると面白い.

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    スイッチバックカーソル:重なりあったウィンドウ間を移動可能なマウスカーソル操作手法
        山中祥太(明治大),宮下芳明(明治大/JST)

非常に言葉での説明が難しい研究.マウスのボタンを同時に置いて,その状態でカーソルがアクティブウィンドウから離れると,その下にあるウィンドウを操作にできる.また,どちらかのボタンを押しておいて,現在の操作ウィンドウを外れると,一つ上のウィンドウを操作できる.ウィンドウの半透明機能をうまく使っている.

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